調査

特許調査

先行技術調査

　特許出願前に先行技術調査を行うことで、お客様の特許出願の特許性の有無を把握できます。
お客様の発明に近い先行文献を知ることで、新規性・進歩性違反の拒絶理由を未然に防いだ出願書類を作成することができます。
　先行技術調査は、研究を始める前に行っておくことも効果的です。研究とは、既存の研究成果の上に新たな知見を築くものです。既存の研究成果を把握しておくことで効率的で無駄の少ない研究計画を立案することができ、結果的に特許出願の時期も早くなります。

特許権侵害予防調査

　自社の製品が他社の特許権を実施してしまっている場合は、特許権侵害訴訟を提起されてしまうリスクがあります。この場合、他社の特許権があることを知らなかったという言い訳は通用しません。このような事態にならないように、製品を販売する前に特許権侵害予防調査を行うことをお勧めします。
　侵害予防調査は、権利として維持されている特許権又は審査前・審査中でこれから権利化される可能性のある特許出願を対象とします。調査範囲の把握と、侵害の有無の判定をなるべく正確に行うため、貴社製品に関する仕様・処方・機能等を詳細にお知らせ下さい。

商標調査

文字商標調査

出願・権利化された先行文字商標の調査を行います。
自社で使用を予定している商品・サービスについて、同一又は類似する文字商標の検索を行い、検索結果リストと類否に関する所見をまとめた報告書を提出いたします。
商標登録出願は第1類から第45類までに分けられた区分ごとに行いますが、指定商品・指定役務の類似・非類似の判断は類似群コードをもとに行われるため、当法人の商標調査も類似群コードごとに行います。このやり方によって、本当に必要な指定商品・指定役務に先行類似商標があるのかを知ることができます。

図形商標調査

出願・権利化された先行図形商標の調査を行います。
ロゴ等の図形商標の調査は特許情報プラットフォームの「図形等分類表」を用いて調査します。文字商標調査と同様、検索結果リストと類否に関する所見をまとめた報告書を提出いたします。類似群コードをもとに調査することも文字商標と同様です。