弁理士法人シアラシア 代表弁理士の嵐田です。
企業知財から独立し、令和4年4月4日に弁理士法人を設立しました。
知的財産権に関して、法律に関する基礎的な解説から事業目線の分析まで幅広く情報発信していきます。
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大学の共同研究契約書雛形の比較
はじめに 企業の研究開発活動において、企業同士の共同研究と同様に、企業と大学・研究機関の共同研究も盛んに行われています。企業にとって大学は、ある分野に特化し... -
「産業上の利用可能性」とは
特許法第29条第1項の規定 特許法において、産業上利用することができる発明(以下、「産業上の利用可能性」)は第29条に規定されています。特許法第29条は新規性に関す... -
特許法上の「発明」とは
特許法第2条の定義 特許法第2条は定義規定となっており、以下の通り定義されています。 第二条 この法律で「発明」とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高... -
IPO(新規株式公開)に特許・商標は必要か
はじめに IPO(Initial Public Offering)とは、新規株式公開の略語で東証グロース、スタンダード、プライム等の証券取引所に株式を公開することを言います。上場は資... -
AIで商標出願用ロゴを作る方法
弁理士法人シアラシア 代表の嵐田です。 当法人設立直後は法人ロゴを作っておらず、文字のみの「弁理士法人シアラシア」を自社ロゴとして使用していました。寂しいな... -
商標の「類似群コード」とは
商標調査の際に知っておくと便利な「類似群コード」について説明します。 類似群コードを知ることで、商標調査の方法や調査結果の見方がより理解できるようになりま... -
商標の3分類とハウスマーク商標の重要性
商標の3つの分類 法律上の分類ではないですが、商標は大きく3つに分けられます。 ハウスマーク商標(会社名) 1つはハウスマーク商標。ハウス(家)のマーク(しる... -
2週間後に発表?!それでも新規性喪失の例外規定の適用は避けた方が良い理由
はじめに 特許は発明公開の代償として排他権を付与する制度であり、既に公開された発明を保護する必要はないため、新規性違反の拒絶理由となります。「先に公開して... -
共同研究における契約交渉・契約締結のタイミング
はじめに ※ この記事は研究者、契約担当者向けです 他の企業や大学と共同研究を行うにあたり、どのタイミングでどの契約書を締結すれば良いか迷う場合があります。契約... -
共同研究前に秘密保持契約書を締結する際の注意点
弁理士法人シアラシア 代表の嵐田です。 学会や展示会で名刺交換をして、あるいは問い合わせフォーム等からコンタクトがあった相手と打ち合わせを行い、もう少し踏み...